
こんにちは!
地元静岡の空き家をリノベーションして家族3人での移住計画を進めています。
2023年3月現在、不用品を処分してようやく家の中が片付きました。
不用品をお得に処分する方法はこちらで紹介しています。

結婚式を終えた直後だから使えるお金が少なくて。
最低限必要なコストをおさえつつ、できればコスパ良くリノベーションがしたい。
そこで、リフォームを推進している補助事業を網羅的に調べました。
補助金をうまく活用することで、自費負担をおさえつつ、理想の住まいを実現しましょう。
リフォームに使える補助金一覧【令和5年度・全国】
全国でリフォームに使える補助金がこちら。
・こどもエコすまい支援事業
・耐震改修工事補助
こどもエコすまい支援事業
こどもエコすまい支援事業とは、子育て世代、若者夫婦世代を優遇した住宅支援事業です。
こどもエコすまい支援事業
・補助金上限:30万円(子育て世帯・若者夫婦世帯は60万円)
・対象事業:
①開口部の断熱改修
②外壁、屋根・天井又は床の断熱改修
③エコ住宅設備の設置
④子育て対応改修
⑤防災性向上改修
⑥バリアフリー改修
⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
⑧リフォーム瑕疵保険等への加入
①~③は必須で、④~⑧は同時に実施する場合のみ対象となります。
古い住宅のリノベーションの場合、窓やドアなどの開口部がガタついていたり隙間が空いていることがあります。

開口部を新しくするだけで、住み心地が大幅に向上します。
補助割合はそれぞれの事業ごとに決まっています。
例えば、窓ごと交換する場合、1か所につき23,000円。ガラスのみ交換の場合、9,000円など。
窓枠交換は、材料費を含めると施工会社さんに依頼して補助金を活用する方がコスパが良いと思います。
その他にも、断熱改修やお風呂の換気扇の設置など、必要に応じて項目が設定されているので、上手に活用したいです。
耐震改修工事補助
耐震改修に係る補助制度は、自治体ごとに詳細は異なりますが、概ね全国的に実施されている事業です。
静岡県を例に、ご紹介します。
木造住宅耐震事業
・補助金上限:100万円
・補助割合:8割
・対象事業:耐震評点が1未満のものを0.3以上上げ1以上にする補強工事
昭和56年6月以前に建てられた建物は、旧耐震といって現在の耐震基準を満たしていません。
その場合、震度5強の地震が起きると建物が大いに損傷する危険性があります。
一方、新耐震基準で建てられた建物は、震度5強の地震が起きてもほとんど損傷を受けません。
古い住宅を購入してリノベーションして住む場合、まず建築年を確認しましょう。
旧耐震基準の場合、安全性を考えると耐震補強工事は必ずするべきです。
耐震改修補助を受ける手順
①市もしくは対象事業者に連絡をして無料診断を受ける
②事業者と相談して設計、見積もりをいただく(ここまでは無料です。)
③工事を事業者に依頼して、詳細設計、耐震工事をする
まずは、現在の建物の状態を確認するために市が実施している無料診断を受けましょう。
市としても、市内の耐震化率を上げたいために積極的に協力してくれます。

耐震診断を受けても工事をする必要はありません。催促なども一切しないため安心してください。
無料診断を受けたのち、簡易的にどの壁を補強して耐震化するかを事業者さんと相談します。
無料の段階で、ある程度の金額を知ることができるため、まずは専門家に相談してみましょう。
相談が終わり、金額もある程度見えた段階で、工事を事業者さんに依頼します。
ここから、詳細設計が始まり、工事となります。

令和4年度の補助金が満額のため、静岡では令和5年度より発注可能です。
金額をおさえたいことを事業者さんに相談したところ、丁寧にアドバイスをいただけました。
具体的には、仕上げを自分たちで行う、解体を手伝うなどの条件で、費用を抑える工夫が可能とのことでした。
とても丁寧で優しい方ばかりですので、一度相談してみることをおすすめします。
リフォームに使える補助金一覧【令和5年度・静岡】
続いて、令和5年度に静岡県内でリフォームに使える補助金がこちら。
・住んでよし しずおか木の家推進事業
住んでよし しずおか木の家推進事業
住んでよし しずおか木の家推進事業とは、しずおか優良木材等を使って住宅をリフォームすることで受けられる補助事業です。
住んでよし しずおか木の家推進事業
・補助金上限:14万円
・補助割合:3,500円/㎡×使用面積㎡
・条件:仕上材※にしずおか優良木材等を10m²以上使用すること。
(※)仕上げ材:壁、床、天井などの板張り等の内装材のこと

無垢材の床に憧れがあります!
この補助金を活用すれば、リビングを無垢材の床にすることができます!
自費で無垢材の床を作る場合、材料費だけでかなりの金額になります。
1番過ごす時間が長いリビングだけでも、無垢材のフローリングにできればとても素敵ですよね。
静岡で空き家リノベーションを考えているなら使わない手はありません。
まとめ
空き家リノベーションには初期投資の費用がかなりかかります。
しかし、古い良いものを残しつつ、利便性を高めることができれば、こんなに環境に優しい取組はありません。
木材高騰、物価高騰が叫ばれている中、新しく家を建てるよりも、既存の建物を活用して空間をその都度更新していくことができれば、限られた資源を上手に使うことができます。
国や県が推進していることもあり、上手く補助金を活用して効率的にリノベーションが進めばいいですね!
ぼくたちも現在建築士さんや工務店さんとリフォームについて相談しています。
また、今後同じように空き家で悩んでいる人の役に立てるような事業をしたいとも思っています。
静岡県内で空き家の処分に困っている方、是非コメントください。
リノベーションして魅力と活気溢れる空間にしてみせます。
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