余った土地をフル活用!めだかの屋外飼育、メリットとデメリットは?

飼育ガイド

アパートから一軒家への引っ越しを機に、ベランダ飼育を卒業して畑の一角を借りて屋外飼育をはじめたしゃちです。

ベランダだけでは育てられる数が限られていたので、土地を貸してもらえるのは大変ありがたいです!

しゃち
しゃち

屋外飼育、がんばるぞ!

かり
かり

屋外飼育って何かと大変なんじゃ・・?

今回は、約半年ほど屋外飼育をしてみて感じたことやメリット、デメリットについてお話しします。

・たくさんめだかを育ててみたい!
・余っている土地を有効活用できないか?

そんなお声にお答えできる内容になっておりますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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屋外飼育のメリット

屋外飼育をしてみて感じたメリットは以下の3つです。

  1. 日光をたくさん浴びせられる
  2. 容器のサイズを大きくできる
  3. めだかを増やすのに最適な環境が手に入る

日光をたくさん浴びせられる

わたしたち人間にとって、太陽を浴びることは健康に欠かせません。

朝日を浴びるとセロトニンという幸せホルモンが出て1日をハッピーに過ごせるように、めだかにとっても日光は大切な栄養です。

日光によって水温が上がり、産卵に適した25度前後を保つことができればたくさん卵を産んでくれます。

ベランダ飼育の時は、日中も日が当たらないベランダで飼育していました。

光が当たらない場所で育てる場合、めだか用にライトを付ける必要がありますが、屋外飼育だと電気代も一切かかりません。

しゃち
しゃち

晴れた日は、めだ活もはかどりますね!

容器のサイズを大きくできる

ベランダや室内で飼う場合、限られたスペースでめだかを育てる必要があります。

楽しさのあまり生活空間にまでめだか飼育スペースがあふれ出てしまうと、同居している人に迷惑がかかってしまうことも、、、。

めだかにとって、容器のサイズが大きければ大きいほど育ちやすく気持ちの良い環境になります。

ベランダ飼育では飼育スペースが限られるので、育てる容器も小さいものを選ぶしかありません。

めだかにも縄張り意識があります。過密な状態だとお互いを攻撃し合ったり、弱いめだかを追い回したりしてしまい、めだかにとって良い環境ではなくなってしまいます。

しゃち
しゃち

満員電車の中って、大変よね。

その点、屋外飼育だと大きな容器を選ぶことができるので、めだかにとってストレスフリーな環境で育てることができます!

実は、めだかは容器の大きさによって成長スピードが変わります。

大きな容器で育ててあげた方が、早く大きなめだかになります。

小さい容器のまま育ててしまうと、なかなか大きくならずに卵を産めるようになるまで時間がかかってしまいます。

立派なめだかを育てるには、大きな容器で育ててあげることが大切です。

めだかを増やすのに最適な環境が手に入る

屋外飼育では、容器のサイズを大きく出来るだけでなく、容器の数も増やすことができます。

しゃち
しゃち

めだか1匹が1シーズンで産む卵の数はなんと500個!

たった10匹でも、合計すると5000匹生まれる計算になります!

お互いを食べてしまったり、病気などでみんなを大きくすることは難しいですが、容器の数が多いとできる生き残る確率をあげる方法があります。

それは、サイズによる分別です!

同じ日に生まれためだかでも、成長スピードには個体差があります。そして、先に大きくなっためだかは他の小さいめだかを攻撃してしまいます。

そこで、卵から孵化して1~2週間したら、サイズ毎に容器を分けて住み分けをしてあげると良いです。

しゃち
しゃち

この住み分けに、たくさんの容器が必要なんです!

容器の数が多ければ多いほど、サイズ毎にめだかを分けることができ、生存率を高めることができます。

たくさん産まれたまま放置してしまうと、先に大きくなった数匹のみになってしまうなんてことに。

容器をたくさん置けることこそ、最大のメリットです。

屋外飼育のデメリット

屋外飼育をしてみて、これは大変だなと思うデメリットは以下の通りです。

  1. オーバーフロー対策が必要
  2. 虫や動物対策が必要
  3. 環境を整えるのに何かとお金がかかる

オーバーフロー対策が必要

屋外飼育では雨対策が必要になります。

雨により容器の水が溢れると、めだかが流れ出てしまう危険性があります。

雨が降ってもめだかが溢れないようにするには、容器に穴を開けて網戸シールを貼る方法が簡単です。

穴を開けるには専用の工具が必要になります。

ホームセンターで1000円ほどで売っているインパクトドライバーにホールソーを取り付けることで、簡単に穴を開けることができます。

網戸シールは100均で手に入ります。

室内飼育では必要のない手間がかかってしまうことだデメリットの1つにあげられます。

虫や動物対策が必要

屋外飼育では、めだかの天敵となるヤゴや鳥の危険にさらされます。

小さいめだかは、簡単に食べられてしまうので、しっかりと守ってあげる必要があります。

100均のネットに、ホームセンターで売っている防虫ネットを張り付けて容器の上に置くのが一般的ですが、うちでは木枠に防虫ネットを固定して蓋を作っています。

木の方が見た目がおしゃれでテンションが上がるからです♪

木枠ネットの作り方は、こちらの記事でも紹介しているので、よければ参考にしてください。

環境を整えるのに何かとお金がかかる

他にも、容器を置く棚を作ったり、蚊よけの商品を買ったり、土をならしたり、、、

室内飼育では考えられない手間やお金がかかります。

しゃち
しゃち

屋外飼育、大変だ。。

それでも、スペースを気にせず容器を増やせるのは、めだか好きにとっては嬉しい限りです。

はじめは大変かもしれませんが、環境が整ってしまえば、室内飼育とおなじくらい快適なめだかライフを送ることができます。

毎日、めだかに関する経費がどれだけかかっているかをまとめているので、気になるようでしたら畑からめだか飼育場の整備までの経費合計金額を記事にまとめようと思います。

我が家の屋外飼育場

現在の我が家の屋外飼育場の様子がこちら。

容器一覧

浴槽【400L】 2個

トロ船【120L】 4個

トロ船【80L】 3個

タライ【40L】 12個

発泡容器【30L】 2個

発泡容器【15L】 5個

容器を数えてみたところ、合計で2000L以上の容量がありました。

つまり、めだかを2000匹以上飼育できる環境がすでにできていました。笑

しかし、まだまだ課題は山積みです。

目下、蚊が多いことと、周辺の藪を綺麗にすることが課題です。

畑を木枠で囲って視覚的にもおしゃれな空間づくりを目指します。

まとめ

最後に、今後の飼育場の整備目標を示します。

・ソーラーパネル電源の導入

・水源の確保

・足場の整備

・屋根の整備

まだまだやりたいことは山積みですが、ちょっとずつ進めていきたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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