ブログに限らず、分かりやすい表現は頭にスラスラと入ってきます。
分かりやすいと思ってもらうためには、「ユーザー体験に寄り添ったデザイン」が一番の近道。
たった3つのポイントをおさえるだけで、この記事を読む前の自分より「分かりやすく情報を伝えられる」ようになります。
大切な3つのコト
それでは、おさえるべき3つのポイントをみていきましょう。
利用前と利用後も含めて体験をデザインする
ユーザー体験に寄り添ったデザインにするためには、サービスの利用中だけでなく、利用前と利用後も含めて体験をデザインする。
【UI/UX】デザインの原則,平石大祐p29より
ユーザーの体験価値を高めるためには、ユーザーのすべての時間軸における潜在的なニーズを正しく把握することが大切です。
例えば、CBDオイルを紹介する記事を書きたいとき。
~利用前~
記事を読む前のユーザーは、どんな思いでCBDオイルを検索しているのかを考えます。
・使っても体に悪い影響がないのか知りたい
・おすすめのCBDオイルが知りたい
・友達にすすめられたから興味がある
”利用前”の不安を理解することで、”利用中”のサービスを考えることができるようになります。
~利用後~
そして、記事を読んだ後のユーザーは、どんな行動をとるのかを考えます。
・いつものサイトで購入してみたい
・使ってみて良かったら友達にもシェアしたい
・SNSに感想を投稿したい
このように、ユーザー体験を時間軸別で分解し、ユーザーの不安や期待といった潜在的なニーズを理解することが、成果への近道になります。
以下のようなゴールを目指して、工夫と改善を繰り返していきましょう。
理想的なUXとは、あるサイトやアプリを使うことをイメージした瞬間から好意的な気持ちになり、実際の利用中も満足し、利用後も利用感の良さから、その体験を誰かにシェアする、また次も利用するというアクションにつながること
【UI/UX】デザインの原則,平石大祐,p29より
「自分にピッタリだ」とユーザーに感じてもらう
同じサービスでも、感じる体験価値はターゲットによって異なる。「自分にピッタリだ!」とユーザーに感じさせる体験の提供こそが、ユーザーにとって魅力的で何度も利用したくなるサービスづくりにつながり、利益を生み出すことにつながる。
【UI/UX】デザインの原則,平石大祐,p13より
ユーザーに選ばれ続けるサービスにするためには、ターゲットのニーズに沿ってサービスを設計すること、そして共感を生むことが大切です。
例えば、漫画を紹介するまとめ記事を書くとします。
情報量を重要視する若年層にとって、「面白い漫画おすすめ50選」のような記事は、読みたい漫画がまとめて判断でき体験価値を向上させます。
一方、同じ若年層でも、すぐにでも読みたいという層にとって、50もの選択肢は「多すぎてみる気にならず」離脱につながる可能性があります。
このように、ターゲットのニーズに沿った、優れた「体験価値」を提供することが成果への近道になります。
自分のターゲットのニーズを洗い出し、共感を生むサービスを提供するようにしましょう。
「自分だとこういう使いかたができそうだ」と想起できる
ユーザーが自然と「自分だとこういうふうに使えそうだ」と想起できる状態をつくり上げる。それこそがUI/UXをデザインするということ。
【UI/UX】デザインの原則,平石大祐,p19より
優れたデザインに共通すること。
それは、「自分ならこういう風に使えそうだ」とイメージできることです。
「自分でも使ってみたい」、「こうしたら使えそう」と想起してもらうことが、ユーザーの体験価値を大いに向上させます。
ユーザーの視点に立ち、どんな使われ方がされそうかを想像して、ユーザーカインドなデザインを目指しましょう。
まとめ
妻のかりが借りてきた「UI/UX デザインの原則」。
ふと読み始めたらブログをデザインするうえで重要な内容がぎっしり詰まっていて、かりより先に読み終わってしまうほどブログを書く僕にぴったりの内容でした。
他にも、デザインに関する有益な情報がたくさん詰まっていますので、ブログで分かりやすく情報をお届けしたいなら是非一読することをおすすめします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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