静岡県内で屋外飼育をしている、現在無職のパパです。
暖かいこの時期、めだかは毎日たくさんの卵を産んでくれています。
1匹のめだかが産む卵の数は、なんと1シーズンで500個以上!!
以前はベランダでめだかを飼育していたため、飼育スペースは畳2畳ほど。
毎日生まれてくる卵をすべて面倒みることができない状況でした。
そんな悩みを解消してくれたのが、卵を販売することでした。
1シーズンで計58件のお取引をさせていただきました!
この記事を読むと、卵を販売するのに必要な材料と具体的な手順が分かります!
めだかの卵が増えすぎて困っている!そんな問題が解決できます。
卵の売り上げが増えればめだか用品や新しい品種が買える!
理想のメダカライフに一歩近づけますね。
卵の発送に必要な材料
めだかの卵を発送するのに必要な材料は、100均でたいてい揃います!
必要な材料は以下の5つです。
- 角型タレビン
- ビニールテープ
- アルミシート
- ジップロック
- メチレンブルー
角型タレビン
めだかの卵を入れる容器は、お弁当で調味料を入れるのに使われている角型タレビンがよく使われています。
ベランダ飼育のときは、1シーズンで約60個使用しました!
これから用意する場合は、Amazonでのまとめ買いをおススメします!
探す手間もなく、安く手に入ります。
お試しではじめるなら、100均で6個入り110円で買えます。
サイズは3種類(大・中・小)ありますが、中か大が卵を入れやすくて水温が変化しにくいのでおすすめです。
ビニールテープ
角型タレビンに卵を入れた後は、蓋の部分から水が漏れないようにテープで巻いて固定しましょう。
多少面倒ですが、安全な取引は信頼獲得にもつながりますので、ぜひ取り入れてみてください。
ビニールテープも100均で買うことができます!
アルミシート
角型タレビンは、素の状態では送りません。
アルミシートで包んで送るようにしています。
わざわざ包む理由は2つあります。
1つは緩衝材としての役割、もうひとつは卵を保温して安全に届ける役割です。
生き物を扱う性質上、必ずしも無事に届くとは限りません。
無事に届けるために最善を尽くすことが、発送する側のマナーです。
販売する際の説明文にも明記することで、購入する側も安心して購入することができます。
アルミシートはどの100均でも買うことができます。
1回の発送で使う面積は10cm×15cmで十分でした。
アルミシート1つで、1シーズンもちました!
ジップロック
アルミシートで包んだら、最後はジップロックに入れて送るようにしています。
万が一水が漏れてしまった場合も、ジップロックに入れておくことで安心です。
手元に届いた封筒が水が漏れてびしょびしょになっていたら、せっかく購入していただいた方にも残念な思いをさせてしまいます。
ビニールテープで蓋を留め、アルミシートに包み、ジップロックで閉じる。
この三段構えで、水漏れ対策は万全です!
ジップロックは、100均に売っているA7サイズのチャック袋がおすすめです。
メチレンブルー
メチレンブルーとは、観賞魚を飼う際に水を消毒して病気にかかることを防ぐための薬品です。
めだかの卵には、付着糸と呼ばれる糸が付いています。
発送する際、手でコロコロと転がして糸を取ってあげることで、卵がカビてしまう可能性を低くすることができます。
そしてカビ対策として最も有効なのが、角型タレビンの水にメチレンブルーを数滴垂らすことです。
メチレンブルーを垂らして消毒液にすることで、カビを防ぎ安全に卵を発送することができます。
メチレンブルーだけは、100均では売っていません!
amazonや楽天で販売していますので、1本買っておくことをおススメします。
またメチレンブルーは、めだかの卵を保管する際にも使えます。
卵を採取したら、水道水にメチレンブルーを垂らした保存液を作り、そこで卵を管理することでカビを防ぐことができます。
発送手順
めだかの卵の発送手順は以下の4ステップです。
- タレビンに卵を入れ、メチレンブルーを垂らす
- 蓋をビニールテープで止める
- アルミシートで包み、ジップロックに入れる
- 封筒で発送する
タレビンに卵を入れ、メチレンブルーを垂らす
めだかの卵には、有精卵と無精卵があります。
無精卵からは、めだかの赤ちゃんは生まれてきません。
なので、有精卵のみを選別して発送する必要があります。
有精卵か無精卵か見分けるには、2つの方法があります。
1.数日経った卵を観察して、黒い点(目)を探す
めだかの卵は、10日~14日で生まれます。
卵が産まれて3日~4日が経つと、めだかの赤ちゃんの目を確認することができます。
これを、「発眼」といいます。
発眼した卵は確実に有精卵です。
この方法で、確実に有精卵を見分けることができます。
2.メチレンブルーで青く染まった卵をはじく
無精卵はメチレンブルーの保存液につけると青く染まります。
染まってしまった卵をはじくことで、有精卵のみ残すことができます。
有精卵のみを選別したら、タレビンに水道水をいれて選別した卵を入れます。
そして最後に、メチレンブルーを数滴垂らしましょう。
蓋をビニールテープで止める
タレビンが用意できたら、蓋をビニールテープでしっかりと固定します。
水が運搬中にもれないように、入念に行います。
アルミシートで包み、ジップロックに入れる
ビニールテープでしっかり固定したら、アルミシートでタレビンを包みます。
封筒で発送する場合、郵送できる厚さは3cmまでと決まっています!
厚みに注意しながら、丁寧に包み込みましょう。
アルミシートで包んだら、ジップロックに入れて準備完了です。
おつかれさまでした!
封筒で発送する
卵の発送準備ができたら、封筒にジップロックをいれて発送します。
Yahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)の場合、発送業者は郵便かヤマト運輸か選ぶことができますが、断然ヤマト運輸をおススメします!
その理由は、ヤマト運輸の方が発送から到着までが早いからです。
めだかの卵は生き物です。運搬にかかる時間を短くして、負担を減らすことが必要です。
郵便局の場合、到着まで2~3日かかるのが一般的ですが、ヤマト運輸なら当日の19時までに持ち込めば翌日には購入者のもとに届けることができます。(※地域によって異なります。)
営業所に置かれる時間など含めても、丸1日以上空けることなくお届けできるのは安心です。
また、コンビニでも発送できますが、コンビニによって集荷の時間が異なり、当日集荷されない可能性もあります。
そのため、ヤマト運輸の営業所に直接持ち込むことをおすすめします。
持ち込む際は、暑さで卵が腐ってしまう可能性を防ぐために、受付締め切り時間ぎりぎりに持ち込むようにしていました。
出来る限りの配慮を行うことで、安全かつ確実に卵をお届けできていました。
販売方法
めだかの卵を販売するにはフリマサイトを利用します。
メルカリやラクマでは生き物を取り扱うことができないので、Yahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)を利用します。
※ガイドライン改訂により、2024年7月25日からメダカの卵の出品が禁止されております。
現状、フリマサイトで販売できるのはYahoo!オークションのみとなっております。
この記事をここまで読んでいただいたお礼に、取引実績があるしゃちが、売れるようになるたった2つのポイントを独断と偏見でお伝えします。
- サムネイル画像にこだわる
- 説明文に信頼性が高い旨の文章を明記する
サムネイル画像にこだわる
フリマサイトに限らず、ブログやYoutubeなど情報を発信する媒体において、最も大切なのがサムネイル画像です。
人でいう第一印象であるサムネイル画像のクオリティ次第で、めだかの卵が売れるかどうかが決まります。
画質や角度、写真の情報量などに配慮して渾身の1枚を撮影しましょう。
ここで撮るのは卵の写真ではなく、親メダカの写真です!
いい写真を撮るコツは、黒い容器にメダカを入れて、部屋をできる限り暗くすること。
屋外だと光が反射してめだかを際立たせた写真を撮ることは難しいので、反射が少ない暗い部屋で写真を撮るとめだかが際立ちます。
黒い容器は、Seria(100均)でペットコーナーに黒いボールが売っています。
動いているめだかを上手に撮るのはなかなか骨が折れますが、納得がいくまでこだわることをおススメします。
説明文に信頼性が高い旨の文章を明記する
商品ページの説明欄には、めだかの卵について正直な情報を明記しておきましょう。
生き物という性質上、取り扱いが難しく100%生きたものを届けられるとは言い切れないのが現状です。
丁寧に礼儀正しい対応を心がけることで、少しでも誠実なお取引ができるように努めています。
気持ちだけでなく、文章として明記することで、お互いに安心して取引ができるように心がけましょう。
まとめ
めだかの卵、販売できそうでしょうか。
必要な材料はほとんど100均でそろいますので、まずは買い物にいってみましょう!
メチレンブルーについては、どのサイトで購入するのが一番安いのかまとめていますので、よければ参考にしていただければ幸いです!
楽しいメダカライフを過ごせるよう、心から応援しています!!
何か分からないことがあれば、コメントいただければ確認させていただきます。
好きなメダカについての話、お待ちしています!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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